M08, M09(クーラントの吐出、クーラントの吐出停止)

M08 を指令するとクーラントの吐出を行い、M09 を指令するとクーラントの吐出を停止します。これは操作パネルにあるクーラントボタンをオン・オフするのと通常は同じ動作です。

主軸の回転を停止する前に M09 でクーラントの吐出を停止すると、工具などについたクーラント液を飛ばすことができるので、次の作業に移りやすくなります。


M08 の注意点

M08 を指令した後、実際にクーラントが吐出されるまで数秒の時間がかかる場合があります。M08 の指令後すぐに加工を行おうとすると、クーラントが出ていない状態で加工してしまう可能性もありますので、設備によってはG04 のドウェルなどで時間をとる必要があるかもしれません。

Mコードの詳細一覧
コード機能
M00プログラムストップ
M01オプショナルストップ
M02プログラム終了
M03主軸正転
M04主軸逆転
M05主軸停止
M06工具交換
M08クーラントの吐出
M09クーラントの吐出停止
M19主軸定位置停止
M20自動電源しゃ断
M30プログラム終了と頭出し
M33工具収納
M98サブプログラム呼び出し
M99サブプログラム終了

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