NC旋盤プログラミングの基礎

NC旋盤プログラミングの基礎的な部分は、マシニングセンタとほぼ同じになりますので、ここでは簡単に解説します。詳しくはNCプログラム構成を参照して下さい。


アドレスとワード

NCプログラムでは「N100 G00 X50.0」などのように、アルファベットと数字の組み合わせによって、様々な機能を実現しています。NCプログラムではこのアルファベットの部分をアドレスと呼び、アドレスと数字を組み合わせたものをワードと呼びます。

ブロック

NCプログラムでは、行の始まりから終わりまでをブロックと呼びます。ブロックの終わりには必ずEOB(エンドオブプログラム)と呼ばれる「;」(セミコロン)を入れる必要があります。

プログラム番号 | O

NC設備には複数のプログラムを保存することができ、ひとつひとつのプログラムを区別するために、プログラムの先頭には必ずプログラム番号をつけます。プログラム番号のアドレスは「O」で、それに続く数字は通常4桁となります。

シーケンス番号 | N

シーケンス番号はプログラムを見やすくするための目印として使用されることが多く、単独で記述しても動作には影響はありません。アドレスは「N」で、それに続く数字は番号順に記述する必要はありませんが、番号順に記述したほうが見やすいプログラムとなります。また、シーケンス番号はジャンプ先としても使用されます。

準備機能 | G

工具の移動や様々な設定を行う準備機能で、Gコードとも呼ばれます。アドレスは「G」で、それに続く数字によって機能が異なります。基本的な機能はどの制御装置でも同じGコードになりますが、それ以外のものは制御装置によって異なります。

補助機能 | M

主軸の回転、停止やクーラントの起動、停止など、主に設備のオン・オフ動作を行う補助機能で、Mコードとも呼ばれます。MコードもGコード同様、基本的な機能はどの制御装置でも同じMコードになりますが、それ以外のものは制御装置によって異なります。

主軸回転数 | S

主軸の回転数はアドレス「S」によって設定します。アドレスに続く数字が回転数(rpm)となります。

送り速度 | F

直線補間や円弧補間での送り速度は、アドレス「F」によって設定します。旋盤での送り速度の単位は、主軸1回転で何ミリ進むかを表すmm/revとなります。Gコードの指令によって、1分間あたりの送り量(mm/min)の単位にすることもできます。

工具機能 | T

NC旋盤では複数の工具を刃物台に取り付け、必要に応じて自動で使用する工具を変更することができます。アドレス「T」にそれに続く数字は4桁となりますが、最初の2桁で工具番号を、後の2桁で工具補正番号を指定します。

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